カフェオレ(Cafe au Lait)とカフェラテ(Caffe Latte)は、どちらもコーヒーにミルクを加えた飲み物ですが、その違いが分からないという方も多いのではないでしょうか。
実は、この二つは単に呼び方が違うだけでなく、発祥国、使用するコーヒーの種類、そしてミルクの比率において明確な違いがあります。それぞれの違いを理解することで、ご自身の好みやシーンに合わせて、より充実したコーヒータイムを楽しめるでしょう。
「カフェオレ」(cafe au lait)の定義と特徴

カフェオレの「オレ」(Au lait)はフランス語で「ミルク」を意味し、コーヒーの香ばしさとミルクのまろやかさが絶妙にマッチした飲み物として、一年中楽しむことができます。
カフェオレ定義と特徴は以下の通りです。
- 語源と意味:
フランス語で「カフェ」(cafe)はコーヒー、「オレ」(au lait)はミルクを意味します。直訳すると「ミルク入りコーヒー」です。 - 使用するコーヒー:
通常、ドリップコーヒーにミルクを加えて作られます。一般的にドリップコーヒーは浅煎りの豆を使うことが多いため、苦みが少ない味わいが特徴とされます。 - 比率:
ドリップコーヒーとミルクは、1対1の比率で合わせるのが一般的です。そのため、ミルクの割合は全体量の50%程度となります。 - ミルクの状態:
一般的には、温めた液体のミルクを使用します。
「カフェラテ」(Caffe Latte)の定義と特徴

カフェラテの「ラテ」(Latte)はイタリア語でカフェオレ同様に「ミルク」を意味します。エスプレッソコーヒーにミルクを加えた飲み物で、濃厚な苦味やコクとミルクの甘みが合わさることで、しっかりとしたコーヒー感が楽しめます。
カフェラテの定義と特徴は以下の通りです。
- 語源と意味:
イタリア語の「caffe latte」に由来し、「カフェ」(caffe)はコーヒーを、「ラテ」(latte)はミルクを意味します。直訳すると「ミルク入りコーヒー」です。 - 使用するコーヒー:
エスプレッソコーヒーを使用します。エスプレッソは高い圧力をかけて抽出されるため、ドリップコーヒーよりもかなり濃く抽出されます。 - 比率:
エスプレッソとミルクの比率は、一般的に1対4(ミルクが80%)が基本とされます。エスプレッソが濃いため、カフェオレよりもミルクの割合が多くなっています。 - ミルクの状態:
一般的には、蒸気で温められたスチームミルク、またはフォームドミルク(泡立てたミルク)を加えます。
カフェオレとカフェラテの違い
「カフェオレ」と「カフェラテ」は、どちらもコーヒーとミルクを組み合わせた飲み物ですが、主に「発祥国」「使用するコーヒー」「ミルクの比率」「味わい」に明確な違いがあります。
| 項目 | カフェオレ (Cafe au Lait) | カフェラテ (Caffe Latte) |
|---|---|---|
| 発祥国・語源 | フランス発祥。フランス語で「ミルク入りのコーヒー」を意味します。 | イタリア発祥。イタリア語で「ミルク入りのコーヒー」を意味します。 |
| 使用するコーヒー | ドリップコーヒー。一般的に浅煎りの豆が使われる傾向があり、苦みが少ない味わいです。 | エスプレッソコーヒー。高い圧力をかけて抽出され、濃く、深い焙煎の豆が使われます。 |
| コーヒーとミルクの比率 | コーヒーとミルクが1対1(50%)が一般的です。 | エスプレッソとミルクが1対4(ミルクが80%)が基本です。 |
| ミルクの状態 | 温めたミルク(液体のミルク)を使用するのが一般的です。 | スチームミルク(蒸気で温めたミルク)やフォームドミルク(泡立てたミルク)を使用するのが一般的です。 |
| 味わい | ドリップコーヒーとミルクを1:1で合わせるため、やさしい甘さやまろやかさが特徴です。 | 濃厚なエスプレッソがベースとなるため、しっかりとしたコーヒー感と苦み、コクが楽しめます。 |
- 語源と発祥国
「オレ」(Au lait)はフランス語で「ミルク」を意味し、「ラテ」(Latte)はイタリア語で「ミルク」を意味します。どちらも「カフェ(コーヒー)とミルク」という意味を持つ言葉ですが、それぞれが生まれた国のコーヒー文化の違いにより、別の飲み物として定義されています。 - 使用するコーヒーの違い(最も大きな違い)
カフェオレは、一般的に深煎りの豆を使ったドリップコーヒーをベースにミルクを加えます。一方、カフェラテは、高い圧力を加えて抽出するエスプレッソコーヒーをベースにミルクを加えます。 - ミルクの量の違い
エスプレッソコーヒーはドリップコーヒーよりもかなり濃く抽出されるため、カフェラテではエスプレッソの濃厚さに負けないよう、全体量に対してミルクの割合を多くしています。
カフェオレ:ミルクの割合は50%(コーヒーとミルクが1:1)。
カフェラテ:ミルクの割合は80%(エスプレッソとミルクが1:4)。
これらの違いを理解することで、あっさりした味わいを楽しみたいときはカフェオレを、苦みやコクを楽しみたいときはカフェラテを選ぶと良いでしょう。
カフェオレとカフェラテの違いについてのよくある疑問
カフェオレとカフェラテの、最も決定的な違いは何ですか?
使用するコーヒーの種類が異なります。
カフェオレはドリップコーヒーをベースとするフランス発祥の飲み物です。
カフェラテはエスプレッソコーヒーをベースとするイタリア発祥の飲み物です。どちらも「ミルク入りのコーヒー」を意味する言葉ですが、フランス語で「オレ」、イタリア語で「ラテ」がミルクを指し、それぞれが生まれた国の一般的なコーヒー抽出方法(ドリップかエスプレッソか)の違いが、そのまま飲み物の定義の違いとなっています。
ミルクの比率はどのくらい違いますか?どちらがミルクの量が多いですか?
カフェラテの方が、全体量に対してミルクの割合がかなり多くなります。
・カフェオレは、ドリップコーヒーとミルクを1対1(50%)の比率で混ぜるのが一般的です。
・カフェラテは、エスプレッソとミルクを1対4(ミルクが80%)の比率で混ぜるのが基本です。これは、カフェラテに使われるエスプレッソコーヒーがドリップコーヒーよりもかなり濃く抽出されるため、カフェオレと同じミルク量だとミルク感が薄れてしまうためです。
どちらの方が、より強いコーヒーの苦味やコクを感じられますか?
エスプレッソコーヒーを使うため、カフェラテの方が、よりしっかりとしたコーヒー感と苦み、コクを楽しめます。
まとめ
結論:好みに合わせて選ぶ
細かな違いはありますが、どちらもミルクとコーヒーのハーモニーが楽しめる点は同じです。
- あっさりした味わいやミルクとのバランスの取れた優しさを楽しみたいときはカフェオレ。
- エスプレッソの苦みやコク、しっかりとしたコーヒー感を楽しみたいときはカフェラテ。
ぜひ、この違いを理解して飲み比べてみてはいかがでしょうか