スマホに届く心当たりのない着信や勧誘に、不安を感じる機会が増えていないでしょうか。
私も毎日のように「+65」などの海外からの電話がかかってきます。それもしつこいくらいです。
もともと、非通知やアドレスに登録していない電話番号は出ないようにしていますが、タイミングの悪いときにかかってくると本当に腹が立ちますよね。ドコモのスマホでは着信拒否が細かく設定できるのですが、楽天モバイルの楽天Linkには着信拒否機能が無いので、ずっと着信が切れるまでじっと待っている状態です。
そんな中、警視庁が提供する防犯アプリ「デジポリス」というのを見かけました。
しかし、「警察のアプリを騙った詐欺ではないか」「本当に効果があるのか」と、導入を迷っていたので、デジポリスについて細かくしらべてみました。
デジポリスは警視庁の本物アプリ?「怪しい」と感じる理由と安全性

スマホに届く怪しい勧誘や迷惑電話への対策として注目される「デジポリス」ですが、私を含め、初めて耳にする方にとっては「本当に警察のアプリなの?」と疑問に思うかもしれません。
ここでは、デジポリスの信頼性や公式アプリとしての正体、そして偽物に騙されないための安全な確認方法を詳しく解説します。
警視庁が公式配信している防犯アプリの正体
「デジポリス」は、東京都の治安を守る警視庁(生活安全総務課)が公式に開発・配信している防犯アプリです。
実は、このアプリ、今から約10年前の2016年のリリースなんです。以来、都内の犯罪発生状況をリアルタイムで知らせるマップ機能や、痴漢撃退機能、そして近年急増している特殊詐欺への対策機能など、市民の安全を守るためのツールを無料で提供しています。
警察を名乗っての詐欺事件がニュースになる昨今、「警察がアプリを出しているなんて怪しいのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、これは実在する公的なサービスです。
特に最近では、巧妙化する迷惑電話対策の要として、警察が把握した犯行用電話番号を自動でブロックする機能などが強化されており、スマホユーザーにとって非常に心強い味方となっています。
広告表示や不当な課金もなく、安心して利用できるのが最大の特徴です。
偽アプリに騙されないための正しい見分け方と入手
非常に残念なことですが、デジポリスの人気や信頼性を逆手に取り、警察官を装って「偽のアプリ」をダウンロードさせようとする詐欺事案も報告されています。デジポリスが警視庁の本物であるかどうかを見分ける最も重要なポイントは、「どこから入手するか」です。
本物のデジポリスは、iPhoneであれば「App Store」、Androidであれば「Google Play ストア」という、端末標準の公式ストアからのみ配信されています。
メールやSNSのリンクから直接ファイルをダウンロードさせようとするものは、デジポリスを騙る怪しい偽物である可能性が極めて高いです。
インストールする際は、ストア内で配信元が「警視庁(Metropolitan Police Department)」になっていることを必ず確認しましょう。
また、警視庁の公式サイトにあるQRコードを経由してストアへ移動するのが、最も安全で確実な入手方法です。
警視庁ホームページ
迷惑電話対策としての実力は?デジポリスでできること

デジポリスは単なる防犯情報の閲覧アプリではなく、実益の高い防犯ツールとしての側面を強めています。特に深刻な社会問題となっている特殊詐欺に対して、どのようにスマホを守ってくれるのか。ここでは、不審な着信を未然に防ぐ仕組みや、近年被害が急増している国際電話への対策機能について詳しくご紹介します。
特殊詐欺を防ぐ!不審な着信を警告・遮断する仕組み
デジポリスが提供する迷惑電話対策の核心は、警察が日々収集している「犯行に利用された電話番号」の膨大なデータベースを活用している点にあります。
このアプリを導入すると、リストに登録された危険な番号から着信があった際、画面上に「特殊詐欺の疑いあり」といった警告メッセージを表示したり、着信自体を自動で遮断したりすることが可能です。
従来の電話機では、怪しい電話に出てから詐欺だと気づくケースが後を絶ちませんでしたが、デジポリスは着信の瞬間にリスクを可視化してくれます。これにより、オレオレ詐欺や還付金詐欺などの入り口となる不審な電話を物理的に遠ざけることができるのです。
警察公式の正確なデータをリアルタイムで反映できるのは、他の民間アプリにはない大きな強みと言えるでしょう。
最新機能で国際電話からの迷惑電話もスマートにブロック
最近では、日本の電話番号ではなく「+65(シンガポール)」や「+44(イギリス)」といった海外からの着信を装った詐欺電話が急増しています。こうした手口に対抗するため、デジポリスには最新の機能として、国際電話番号による着信を一括で拒否する設定が備わっています。
「海外に知り合いがいないのに、なぜ外国から電話がかかってくる?」という不安を抱えている方にとって、この機能は非常に有効です。アプリ内の設定を有効にするだけで、国番号から始まる着信を判別し、スマホが鳴る前にシャットアウトしてくれます。
「デジポリスの使い方は難しいのでは?」と心配されるかもしれませんが、この国際電話ブロックの設定はスイッチをオンにするだけのシンプルな操作で完了します。昨今の巧妙な詐欺手口を考えると、自分だけでなく、スマホ操作に不慣れなご家族の端末にも設定しておきたい非常に実用的な機能です。
デジタル初心者でも簡単!デジポリスの使い道と国際電話設定のコツ

防犯アプリと聞くと操作が難しそうなイメージを持つかもしれませんが、デジポリスの設計は非常にシンプルです。スマホの操作に慣れていない方でも、数分で基本的な対策を整えることができます。ここでは、アプリを使い始めるための準備から、最も注目されている国際電話のブロック設定まで、具体的な手順を分かりやすく解説します。
アプリのインストールから基本設定までの流れ
デジポリスを使い始める第一歩は、公式ストア(App StoreまたはGoogle Play ストア)で「デジポリス」と検索し、アプリをインストールすることから始まります。
決して、メールや広告などのリンクからダウンロードしないようにします。
インストール後、アプリを起動すると通知の許可や利用規約への同意を求められますが、最新の防犯情報を受け取るために「許可」を選択して進めましょう。
基本的な初期設定では、お住まいの地域や勤務地などを登録することで、その周辺で発生した犯罪情報がリアルタイムで届くようになります。
デジポリスの使い方は直感的で、大きなアイコンと分かりやすい日本語で構成されているため、迷うことはほとんどありません。設定画面から「防犯機能」を選択し、まずは自分が必要な項目にチェックを入れるだけで、あなたのスマホが防犯ツールへと早変わりします。
迷惑電話を拒否する「国際電話番号着信拒否」の活用法
近年、特に高齢者を狙った詐欺の多くが海外を経由した電話番号で行われています。これに対抗するための強力な武器が、デジポリスに搭載された「国際電話番号着信拒否」機能です。
この機能を使えば、電話帳に登録されていない「+」から始まる海外からの着信を、スマホ側で自動的に判別してブロックできます。
設定方法は非常に簡単です。アプリ内のメニューから「迷惑電話対策」を開き、「国際電話番号着信拒否」のスイッチをオンにするだけです。これにより、心当たりのない国番号からの不審な着信に悩まされることがなくなります。
「もし大事な電話まで止まってしまったら?」と不安になるかもしれませんが、スマホの連絡先に登録されている相手からの電話であれば、通常通り着信できる仕組みになっています。
国際電話を悪用した詐欺から身を守るために、最も手軽で効果的な迷惑電話対策の一つとして、ぜひ優先的に設定しておきたい項目です。
デジポリスを導入するメリットと活用時の注意点

デジポリスを導入することで、個人の防犯意識は飛躍的に高まります。しかし、その性能を十分に引き出すためには、アプリの特徴を正しく理解し、適切な運用を心がけることが大切です。
ここでは、警察公式アプリだからこそ提供できる独自のメリットと、利用する際に気を付けておきたい具体的なポイントを整理して解説します。
他の防犯アプリにはない警視庁公式ならではの強み
デジポリスの最大の強みは、なんといっても警視庁の本物であるという圧倒的な信頼性と、警察が持つ最新の犯罪データに直結している点です。民間の防犯アプリでも同様の機能を持つものはありますが、情報の更新頻度や正確性において、公的機関が運用するデジポリスは群を抜いています。
例えば、迷惑電話対策において最も重要な「犯行に使われた番号リスト」は、警察に寄せられた被害相談をもとに日々更新されています。この生きたデータを活用できるため、新手の詐欺番号に対しても迅速な警告が可能です。
また、完全無料で利用でき、個人情報の過度な取得や広告表示の心配がないことも、安心して使い続けられる大きなメリットと言えるでしょう。
最大限に効果を発揮するために知っておきたい運用ポイント
非常に便利なデジポリスですが、インストールしただけで満足せず、いくつか知っておきたい運用上のコツがあります。
まず、迷惑電話対策や国際電話のブロック機能を有効にするためには、スマホ本体の設定でアプリに対して「電話の発信者情報の識別」を許可する必要があります。この設定を忘れてしまうと、せっかくのブロック機能が働かないため注意が必要です。
また、アプリは常に最新の状態にアップデートしておくことが欠かせません。詐欺の手口は日々進化しており、アプリ側もそれに対応した機能修正を頻繁に行っています。
デジポリスの使い方は簡単ですが、OSの更新とあわせてアプリの更新状況も定期的に確認しましょう。警察の最新データとあなたのスマホが常に同期されている状態を保つことが、最も確実な防犯へとつながります。
楽天モバイルの楽天Linkでは?
楽天モバイルの「楽天Link」は通話料を気にせずに使えるので非常に得に感じるアプリだと思います。
私が気になったのは楽天Linkにログインしている状態の時にデジポリスの機能が有効なのかどうか?ということ。
結論からいうと、楽天Linkでの着信はデジポリスの機能が有効にならないらしいです。
というのも、楽天Linkは電話回線ではなく「データ通信(IP電話回線)」を使って、独自のアプリ内で着信を完結させる仕組みだからです。
楽天モバイルには「標準の電話アプリ」もありますが、楽天Linkにログイン中は楽天Linkで着信するようになっています。
そのため、私が行っている対策として、普段、楽天Linkをログアウトしておいて、電話を掛けるときだけ、楽天Linkにログインしています。最近は電話を掛けるということも少なくなってきたので、今はそれで十分です。
デジポリスに関するよくある疑問
デジポリスは東京都以外に住んでいても使えますか?
日本全国どこにお住まいの方でも利用可能です。
警視庁(東京都)が開発したアプリですが、迷惑電話対策や国際電話ブロックといった機能は居住地を問わず効果を発揮します。ただし、犯罪発生状況などの「防犯マップ」機能については東京都内のデータが中心となるため、他県の情報(福岡など)を詳しく知りたい場合は、各都道府県警察が提供している独自の防犯アプリと併用するのがおすすめです。アプリは本当に無料ですか?後から料金を請求されることはありませんか?
デジポリスは完全無料で利用でき、後から課金されることも一切ありません。
公的機関である警視庁が都民・市民の安全を守るために提供している公式ツールですので、広告が表示されたり、有料プランへの勧誘があったりすることもありません。「無料だから怪しい」と不安になる必要はなく、警察が持つ正確なデータを安心して活用できるのがこのアプリの大きなメリットです。国際電話ブロックを設定すると、海外にいる家族からの電話も止まってしまいますか?
スマホの「連絡先」に登録されている番号であれば、海外からの着信であっても遮断されません。
デジポリスの国際電話拒否機能は、主に「連絡先に登録のない不審な海外番号」を判別してブロックする仕組みです。そのため、あらかじめ家族や知人の番号を連絡先に保存しておけば、大切な連絡まで逃してしまう心配はありません。安心して詐欺対策として活用してください。
まとめ
ここまで、警視庁が提供する防犯アプリ「デジポリス」の信頼性や、日々の生活を守るための具体的な活用方法について解説してきました。
スマホに届く迷惑電話や巧妙な詐欺の手口に不安を感じている方にとって、公的機関のデータを活用した対策は非常に有効な手段となります。
今回の記事でご紹介した重要なポイントは以下の通りです。
- デジポリスは警視庁が公式に配信している本物のアプリであり、無料で安心して利用できること
- 警察が把握している犯行用電話番号のデータを基に、不審な着信を警告・遮断できること
- 急増している国際電話を悪用した詐欺に対し、一括で着信拒否設定ができること
- 公式ストアからインストールし、スマホ本体の「番号識別」設定を許可することで正しく機能すること
正しくアプリを導入し設定を整えることで、特殊詐欺や迷惑電話のリスクを大幅に減らすことができます。ご自身だけでなく、大切なご家族の安全を守るための一助として、ぜひデジポリスを活用してみてください。